親機センサーと子機センサーともに、電波で通信します。
電波の状態が悪いと、圃場に異常が発生しても、利用者の方へ異常を通知することができません。
子機センサーの電波状況は、できるだけ「安定」を保つように設置してください。
機器の設置に際しては、以下の情報をご参考にしてください。
- 親機ルーターと子機センサーとの設置最大距離は約 200mです。(見通し距離)
- 親機ルーターと子機センサーとの設置最大距離は、周囲の電波環境、周囲の構造物、植生などによって異なります
- 周囲にWifiやBluetoothの電波が飛び交う環境では、設置最大距離が極端に短くなることがあります
- 親機ルーターおよび子機センサーの間に遮蔽物(特に金属)があると、設置最大距離が極端に短くなることがあります
- ビニールハウスなど、金属製の構造物が周囲にたくさんある環境では、設置最大距離が極端に短くなることがあります
- 親機ルーターと子機センサーの間に植物があると、設置最大距離が極端に短くなることがあります
- 強い雨が降っているときには、設置最大距離が極端に短くなることがあります
- 親機ルーターと子機センサーともに、地面からなるべく離してください(推奨 1 m以上)
- 子機センサーを地面に置いたり土に埋めたりすると、電波が飛びにくいだけでなく、機器が故障する原因になります
目次
1. 注意事項
2. 電波
3. 『温度』の測定
4. 『照度』の測定
1.注意事項
注意事項は次のとおりです。
これらの注意事項を無視した利用方法によって生じた故障や不具合は、保証対象外となりますので、注意してお取り扱いください。
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親機ルーター
- 水濡れ:親機ルーターに防水機能はないので、特に水濡れにはご注意ください
【水濡れ厳禁箇所】
親機本体、親機本体とケーブルの接続部、ケーブル、ケーブルとACアダプタの接続部、ACアダプタ、ACアダプタとコンセントの接続部
※上記箇所が水濡れすると故障やショートを引き起こす恐れがあります。 - 落下:耐衝撃機能を有しておりませんので、落下しないよう、取り扱いにご注意ください。
- 分解:親機ルーターは、分解する(裏蓋のネジを外す)と保証対象外となりますのでご注意ください。
- 水濡れ:親機ルーターに防水機能はないので、特に水濡れにはご注意ください
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子機センサー
- 水中に入れて使うことはできません:子機センサーは、スプリンクラーなどの噴流から保護できる防水性能ですが、水中に沈めても使える防水性能はありません。
- 土に埋めて使うことはできません:土中では電波が届かない上に、筐体内に水が入り込み故障する可能性があります。
- 地面に直接置いて使うことはできません:地面に直接置くと(特に電池が見える裏面)、通気孔から水蒸気が侵入する一方で水蒸気を排出できず、筐体内が結露して故障する可能性があります。
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2.電波
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- 親機ルーターは、携帯電話(docomo社のLTE回線)サービスエリア内に設置してください
3.『温度』の測定
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- 一般的に、温度計は直射日光下では正確な温度測定ができません
- 子機センサーの温度測定においても、直射日光があたらないように設置してください
4.『照度』の測定
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- 照度を測定できる範囲は、子機センサーを水平面に置いた場合、鉛直方向左右20°ずつの円錐形、合計40°の範囲です。40°を外れた対象の照度は測定できません。
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子機センサーの置き方を変えても、照度を測定できる範囲は変わりません。横向きに設置すれば、複数の電球などの照度を測定することが可能です。